カプコン、第2四半期(4~9月)決算は『バイオ』『モンハン』の新作の寄与やリピートタイトルの販売好調で大幅な増収増益を達成 アミューズメント施設も黒字化

  • カプコン<9697>は、10月28日、2022年3月期の第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表、5月に発売した「バイオハザード」シリーズの最新作『バイオハザード ヴィレッジ』が業績に大きく貢献したほか、7月に発売した『モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~』が全世界で100万本を突破したこともあり、大幅な増収増益を達成した。

    売上高699億9500万円(前年同期比66.4%増)
    営業利益289億2400万円(同61.9%増)
    経常利益297億2300万円(同69.2%増)
    最終利益222億1900万円(同71.0%増)

    各セグメントごとの状況は以下のとおり。

    ① デジタルコンテンツ事業…売上高598億300万円(前年同期比69.0%増)、営業利益302億1600万円(同52.2%増)
    5月に発売した『バイオハザード ヴィレッジ』(PS5、PS4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC用)が業績に大きく貢献した。また、『モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~』(Switch、PC用)を7月に発売し、全世界で100万本を突破した。加えて、前期末に発売した『モンスターハンターライズ』(Switch用)も安定した人気に支えられ順調に販売本数を伸ばすとともに、過去のシリーズ作などを中心としたリピートタイトルの販売が全般に好調な推移となった。これにより、採算性の高いデジタル販売本数が続伸し、総販売本数は1980万本と前年同期1,380万本を上回り、収益向上のけん引役を果たした。

    また、『モンスターハンターライズ』の超大型拡張コンテンツ『モンスターハンターライズ:サンブレイク』(Switch、PC用)を2022年夏に発売することを9月に発表したほか、「東京ゲームショウ2021 オンライン」において、公式番組として人気タイトルの最新情報を紹介するなど、IPの認知拡大と新たなファン層の獲得を図った。

    モバイルコンテンツにおいては、主力IPを用いたライセンス収益が利益に貢献した。

    ②アミューズメント施設事業…売上高56億4700万円(同40.1%増)、営業利益7100万円(前年同期2億6200万円の赤字)
    緊急事態宣言の継続に伴い、一部店舗において休業および時短営業などを余儀なくされたものの、集客が回復したことにより、前年同期比で増収増益となった。また、最新のキャラクターグッズなどのカプセルトイを含めた新しい展開を図った。

    第2四半期連結累計期間において、6月に「プラサカプコン ミッテン府中店」(東京都)および7月に「MIRAINO イオンモール白山店」(石川県)の2店舗をオープンするとともに、5月に1店舗を閉鎖したため、施設数は42店舗となった。

    ③アミューズメント機器事業…売上高16億1100万円(同21.5%増)、営業利益3億8800万円(同1,962.0%増)
    今後、新規則の適用による新台入替に向けた需要の喚起が見込まれる環境の中、新機種「百花繚乱 サムライガールズ」を発売するとともに、前期に投入した「バイオハザード7 レジデントイービル」のリピート販売により、販売台数が前年同期を上回った。

    ④その他事業…売上高29億3300万円(同121.7%増)、営業利益13億7000万円(同147.8%増)
    同社タイトルのブランド価値向上に向け、Netflixにおいて主力IPを活用したCGアニメ「バイオハザード:インフィニット ダークネス」および「モンスターハンター:レジェンド・オブ・ザ・ギルド」が全世界で独占配信した。また、海外ゲームとのコラボレーションによる収益拡大やキャラクターグッズ展開による販売拡大などに努めた。

    一方、eスポーツは、「CAPCOM Pro Tour Online 2021」を4月から世界19地域を対象にオンラインで開始した。「Intel World Open」においては、『ストリートファイターⅤ』の決勝大会が7月に開催され、世界各地で熱戦が繰り広げられた。こうしたグローバル規模でのユーザー層の裾野拡大に向けた施策を推し進めた。

    ■2022年3月期通期予想は変更なし
    なお、2022年3月期通期の業績予想は、従来予想から変更なく、以下のとおり。

    売上高1000億円(前期比4.9%増)
    営業利益420億円(同21.4%増)
    経常利益420億円(同20.5%増)
    最終利益300億円(同20.4%増)

株式会社カプコン
http://www.capcom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役社長 最高執行責任者 (COO) 辻本 春弘
決算期
3月
直近業績
売上高953億800万円、営業利益345億9600万円、経常利益348億4500万円、最終利益249億2300万円(2021年3月期)
上場区分
東証一部
証券コード
9697
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