KADOKAWA、22年3月通期の営業利益を100億円~140億円から155億円に上方修正 出版セグメント中心に9月中間決算の好調を受けて
KADOKAWA<9468>は、この日(10月29日)、2022年3月通期の連結業績予想の上方修正を行い、売上高2180億円(前回予想2180億円~2280億円)、営業利益155億円(同100億円~140億円)、経常利益167億円(同105億円~145億円)、最終利益117億円(同69億円~96億円)とし、それぞれ引き上げた。
・売上高:2180億円(前回予想2180億円~2280億円)
・営業利益:155億円(同100億円~140億円)
・経常利益:167億円(同105億円~145億円)
・最終利益:117億円(同69億円~96億円)
同社では、9月中間決算は、主力事業でありメディアミックスの源泉である出版セグメントにおいて、海外事業や権利許諾の拡大、電子書籍事業の成長を背景に、同セグメントの売上・営業利益が大きく伸長したことから、同社グループ全体で好調な業績を収めることができた、としている。
2022年3月通期の業績予想については、新型コロナの終息時期がいまだ不透明な状態が続いているものの、そのような環境下においても利益面を中心とした第2四半期までの好調な進捗と、それをけん引した事業の成長領域が今後も順調に推移するとの想定に基づいて修正したという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社KADOKAWA
- 設立
- 1954年4月
- 代表者
- 代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2581億900万円、営業利益184億5400万円、経常利益202億3600万円、最終利益113億8400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9468