KADOKAWA、第2四半期のゲーム事業は売上高25%減の29億円、営業益38%減の7億円 リピート販売の特需剥落、『ELDEN RING』は2月発売に延期
KADOKAWA<9468>は、この日(10月29日)、9月中間期の決算説明資料を公開し、ゲーム事業の第2四半期(21年7~9月)の業績は売上高が前年同期比25.4%減の29億5100万円、営業利益が同38.1%減の7億4000万円だったと発表した。第1四半期に続いて大幅な減収減益となった。
同社では、前年同期に新型コロナの拡大で特需的に発生した、『SEKIRO:SHADOWS DIE TWICE』など旧作のリピート販売が反動減となったことに加え、大型の新作の発売があった前年同期の反動、さらに開発スケジュールの見直しに伴う減収などがあった、としている。
なお、すでに発表となっているが、フロム・ソフトウェアの『ELDEN RING』については、ゲームのボリュームと攻略の自由度が当初の想定を上回ったため、最終調整の期間を延長する必要があると判断し、発売日を2022年2月25日に変更したとのこと。
会社情報
- 会社名
- 株式会社KADOKAWA
- 設立
- 1954年4月
- 代表者
- 代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2581億900万円、営業利益184億5400万円、経常利益202億3600万円、最終利益113億8400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9468