東京通信、第3四半期(1~9月)決算は売上高110.8%増、営業益33.0%増に ハイカジは「Save them all」に続き、新作「stop the flow!」も収益に寄与
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東京通信<7359>は、2021年12月期の第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表、ハイパーカジュアルゲームアプリの売上高が大幅成長したことなどにより、大幅な増収増益を達成した。
売上高34億9700万円(前年同期比110.8%増)
営業利益4億200万円(同33.0%増)
経常利益3億6200万円(同21.0%増)
最終利益2億800万円(同51.4%増)主なセグメントごとの状況は以下のとおり。
①インターネットメディア事業…売上高25億300万円(前年同期比83.3%増)、セグメント利益5億6200万円(同81.4%増)
海外向けハイパーカジュアルゲームアプリで、昨年度にリリースしたグループのヒットタイトル「Save them all」が売上をけん引したこととに加え、7月に本格的に運用を開始した新規タイトルの「stop the flow!」が業績に寄与した。②プラットフォーム事業…売上高8億4600万円、セグメント利益1億2000万円
マーケティング体制の強化を推進した。また、主要検索エンジンを通じて集客を行う事を目的としたSEO対策の強化にも取り組んだ結果、Google検索ワード「電話占い」にて1位を獲得するなど、新規ユーザー獲得に効果を上げた。③インターネット広告事業…売上高1億3300万円(同52.3%減)、セグメント利益5600万円(同74.6%減)
ウェブマーケティング(ウェブサイトでのプロモーション活動)中心のアフィリエイト広告と、アプリマーケティング(スマートフォンアプリでのプロモーション活動)の運用型広告の取り組みと、有望なアフィリエイターとの関係の強化を推進した。■通期予想は変更なし
2021年12月期通期の予想については、従来予想から変更なく、以下のとおり。売上高43億5000万円(前期比77.6%増)
営業利益4億2000万円(同9.6%増)
経常利益3億8000万円(同2.9%増)
最終利益1億8000万円(同6.9%減)
会社情報
- 会社名
- 株式会社東京通信グループ
- 設立
- 2015年5月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 古屋 佑樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高62億1900万円、営業損益1億3300万円の赤字、経常利益3億5700万円、最終損益2億400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7359