グリー、メタバース「REALITY」グローバル展開は順調に進展 アニメテイストのアバターが差別化ポイント 日本のアニメの普及を背景が追い風に
グリー<3632>は、子会社REALITYがサービス提供するメタバース「REALITY」のグローバル展開の状況について、アクセスするユーザーのほとんどが海外からであることを明かした。全体の母数も比率も開示されていないため、どこまでグローバルでヒットしているのか判断しづらいところだが、海外を中心にプロモーション展開を行っており、ユーザー獲得が順調に進んでいるという。
最高財務責任者の大矢 俊樹氏は、「グローバルで通用するサービスだ。今後もプロモーションを積極的に行っていきたい」とした。広告宣伝費については「一定期間の中で回収可能な基準を定めている」として、一定のルールを設けて資金投下を行っている。並行してアプリの機能拡充などへの投資も行っているとした。
他社との差別化ポイントとして、日本のアニメテイストのアバターを楽しめるメタバースであることをあげた。ここ数年、日本のアニメを配信する映像配信プラットフォームの普及を背景に、日本のアニメファンやアニメテイストのコンテンツを好むユーザーが世界各地で増えてくるなど追い風が吹いているという。
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632
会社情報
- 会社名
- REALITY
- 代表者
- 代表取締役社長 荒木 英士