セガサミーHD、第2四半期(4~9月)決算は売上高22.4%増、146億円の営業黒字に転換 コンシューマ分野の好調が業績けん引 遊技機事業も回復傾向に

  • セガサミーホールディングス<6460>は、11月8日、2022年3月期の第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表、エンタテインメントコンテンツ事業を中心に好調な推移となり、大幅な増収、黒字転換を達成した。

    売上高1348億9300万円(前年同期比22.4%増)
    営業利益146億7800万円(前年同期30億7600万円の赤字)
    経常利益147億5200万円(同35億8300万円の赤字)
    最終利益120億1200万円(同217億1600万円の赤字)

    セグメント別の状況は以下のとおり。

    ①エンタテインメントコンテンツ事業…売上高1074億7400万円(前年同期比10.8%増)、経常利益227億900万円(同34.7%増)
    コンシューマ分野は、フルゲームは新規IPの『HUMANKIND』をPC向けおよびXbox Game PassやStadiaなどの幅広いプラットフォームに提供したことをはじめ、過去作のリマスター版である『ソニックカラーズ アルティメット』や、シリーズ最新作の『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』を世界同時発売したほか、リピートタイトルについても堅調に推移したことにより、販売本数は1404万本(前年同期1908万本)となった。また、一部のタイトルについてロイヤリティ収入を計上している。F2Pは、新作タイトルおよび既存タイトルともに堅調に推移した。

    アミューズメント機器分野は、プライズやUFOキャッチャーシリーズなどの販売が好調に推移した。映像・玩具分野は、劇場版「名探偵コナン 緋色の弾丸」の配分収入などを計上したほか、玩具において新製品および定番製品を販売した。

  • ②遊技機事業…売上高233億3500万円(同116.9%増)、経常損益13億2400万円の赤字(前年同期124億2500万円の赤字)
    パチスロ遊技機では3万1000台の販売(前年同期4000台)、パチンコ遊技機では2万3000台の販売(前年同期1万1000台)となり、おおむね想定通りに推移した。前期実施の構造改革効果等により、固定費は引き続き低水準で推移している。

  • ③リゾート事業…売上高38億3200万円(同70.6%増)、経常損益39億5500万円の赤字(前年同期46億6200万円の赤字)
    「フェニックス・シーガイア・リゾート」において、新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴い集客数の落ち込みが見られ、施設利用者数は前年同期比で155.0%と回復したものの、新型コロナウイルス感染症影響前の2019年4月~9月の6ヵ月との比較で72.0%となった。

    海外は、PARADISE SEGASAMMY(持分法適用関連会社)が運営する「パラダイスシティ」において、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う各国の渡航制限の影響等により、2021年1月~6月のドロップ額(テーブルにおけるチップ購入額)が前年同期比で40.3%、カジノ来場者数が前年同期比58.4%となるなど、大幅に落ち込んだ。
    ※PARADISE SEGASAMMYは12月決算のため3ヵ月遅れで計上

    なお、同社はコンソーシアムを組成し、2021年6月に横浜市の実施する「特定複合観光施設設置運営予定者」の公募に応募していたが、2021年9月に横浜市が公募の中止を決定したことに伴い、横浜市におけるIR事業への参画については中止となった。

    ■通期利益予想を上方修正
    2022年3月期通期の連結業績予想については、遊技機事業での部材調達リスクの顕在化で売上高を下方修正したものの、各利益項目はエンタテインメントコンテンツ事業の好調な推移を織り込み、上方修正している。

    売上高3050億円(前期比9.8%増)
    営業利益230億円(同251.0%増)
    経常利益215億円(同1153.6%増)
    最終利益150億円(同1077.3%増)

セガサミーホールディングス株式会社
http://www.segasammy.co.jp

会社情報

会社名
セガサミーホールディングス株式会社
設立
2004年10月
代表者
代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
決算期
3月
直近業績
売上高2777億4800万円、営業利益65億5300万円、経常利益17億1500万円、最終利益12億7400万円(2018年3月期)
上場区分
東証一部
証券コード
6460
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