KLab、今期3度目となる通期業績予想の下方修正を実施 期初からの大きな減衰トレンドが継続 12~3月の4ヵ月間の役員報酬の減額を実施

  • KLab<3656>は、11月9日、2021年12月期通期業績予想の下方修正を発表、売上高と経常利益、最終利益は従来のレンジ予想の下限を下回る見通しとなった。なお、同社の業績予想の下方修正は今期3度目となる。

    売上高255億~285億円→240億円
    営業損益16億円の赤字~10億円の黒字→16億円の赤字
    経常損益15億円の赤字~11億円の黒字→17億円の赤字
    最終損益20億円の赤字~2000万円の黒字→23億円の赤字

    第3四半期は複数のタイトルにおいて周年キャンペーンを実施したことによる売上高への寄与があったものの、期初からの大きな減衰トレンドは継続していたことから、第4四半期においても同様に減衰で推移すると想定している。また『ラピスリライツ』のリリース日につきましても、前回予想時点から後ろにスライドしている。これらにより、売上高は前回予想の下限を下回る見通しとなった。

    一方、利益面については、営業損益はコスト削減の効果などにより前回予想の下限値での着地を想定しているものの、経常損益と最終損益は為替変動の影響を受けたことから、いずれも前回予想の下限値を下回る見込み。

    また、この責任を取る形で、役員報酬の減額を実施する。具体的には、代表取締役の月額報酬の20%を減額し、その他の取締役(監査等委員である取締役を除く)の月額報酬の10%を減額する。対象期間は、2021年12月から2022年3月までの4ヵ月間となる。

KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
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