デジタルハーツHD、第2四半期(4~9月)決算は売上高28.2%増、営業益159.7%増 エンタープライズ事業、エンターテインメント事業ともに好調

  • デジタルハーツホールディングス<3676>は、11月9日、2022年3月期の第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表、注力事業であるエンタープライズ事業がDXの加速を追い風に高い成長を継続したほか、エンターテインメント事業もコンソールゲーム向けサービスが好調に推移し、 売上高、営業利益ともに会社計画を上回って着地した。

    売上高134億9800万円(前年同期比28.2%増)
    営業利益13億7000万円(同159.7%増)
    経常利益14億3100万円(同151.0%増)
    最終利益9億1700万円(同157.9%増)

    エンタープライズ事業は、継続案件や大型案件の獲得に向け、提案型の営業ができる人材の育成や新しい営業体制の構築に努めた。また、引き続き社内エンジニアの採用・育成に注力するとともに、ベトナム拠点の自動化エンジニアやM&Aにより2021年6月に子会社化したアイデンティティーが有するフリーランスエンジニアのグループ活用に向けた取り組みを推進した。

    一方、エンターテインメント事業では、国内デバッグサービスにおいて、テストセンターであるLab.の業務効率化やコスト構造の見直しを強化することで、収益性の改善を図った。また、新たな成長の柱と位置付けるグローバルサービスにおいては、M&Aにより子会社化したDIGITAL HEARTS CROSS Marketing and Solutions(旧:Metaps Entertainment)とのシナジーの早期発現に向けグループ連携を強化した。

    ■通期予想は変更なし
    なお、2022年3月期通期の予想については、従来予想から変更なく、以下のとおり。

    売上高284億2000万円(前期比25.4%増)
    営業利益21億円(同10.0%増)
    経常利益21億円(同6.3%増)
    最終利益14億円(同43.7%増)

株式会社デジタルハーツホールディングス
https://www.digitalhearts-hd.com/

会社情報

会社名
株式会社デジタルハーツホールディングス
設立
2013年10月
代表者
代表取締役会長 宮澤 栄一/代表取締役社長CEO 筑紫 敏矢
決算期
3月
直近業績
売上高365億1700万円、営業利益30億円、経常利益31億5200万円、最終利益7億9900万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3676
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