エクストリーム<6033>は、2022年3月期の9月中間期の連結決算を発表し、売上高34億2800万円(前年同期比11.1%増)、営業利益3億3400万円(同18.0%減)、経常利益3億6200万円(同5.8%減)、最終利益2億6700万円(同10.6%増)となった。
・売上高:34億2800万円(同11.1%増)
・営業利益:3億3400万円(同18.0%減)
・経常利益:3億6200万円(同5.8%減)
・最終利益:2億6700万円(同10.6%増)
<デジタル人材事業>
売上高は22億8500万円(同20.9%増)、3億9600万円(同4.3%減)となった。ゲーム・スマートフォンアプリ・WEB・IT企業などに対し、プログラミング・グラフィック開発スキルを持った同社社員(クリエイター&エンジニア)が顧客企業に常駐し、開発業務を提供している。新型コロナウイルス感染症拡大の影響が一巡し、新規及び既存案件における受注が好調に推移した。なお、稼働プロジェクト数は3,410(前年同期稼働プロジェクト数は2,922)となった。
<受託開発事業>
売上高は11億7900万円(同5.2%増)、セグメント損失は2300万円(前年同期はセグメント損失6800万円)となった。主にソリューション事業を通じて顧客から持ち込まれるスマートフォンアプリ開発案件、クラウドプラットフォーム構築、CRM(Customer Relationship Management)構築~導入~運用など、案件を持ち帰り形式で受託し、納品するサービスを提供している。案件種別としては、「新規」「保守」「保守開発」「EPARK事業」の4つに大別される。同社受託開発部門において発生した受注損失及びEXTREME VIETNAMCo.,Ltd.において新規案件受注が想定通り進捗しなかった影響により、セグメント損失が発生した。
<コンテンツプロパティ事業>
売上高は2億5500万円(同23.5%減)、セグメント利益は2億2100万円(同28.9%減)となった。同社が保有するゲーム・キャラクター等の知的財産を活用し、様々な事業展開を行うセグメントであり、具体的には、ゲーム運営のほかに、同社が保有するゲームタイトルまたはキャラクターなどを様々な商材へ使用許諾を行うライセンス事業が含まれている。
同社がライセンス許諾したスマートフォン版ゲームアプリ『ラングリッサー』の運営により、ライセンス許諾先である香港紫龍互娯有限公司及び上海紫舜信息技術有限公司を通じてゲーム販売額に応じたロイヤルティ収益が発生した。
なお、スマートフォン版ゲームアプリ『ラングリッサー』に係るロイヤルティ収益の計上については、各許諾地域における売上集計作業及びライセンス許諾先からの収益報告に一定の時間を要すること、契約上収益に係る報告サイクルが定められていることから第2四半期累計における当該プロジェクトに係る収益は、2月~7月の6ヶ月分となっている。
■2022年3月通期の見通し
続く2022年3月通期の業績については、売上高70億円(前期比12.3%増)、営業利益3億3000万円(同53.1%減)、経常利益3億5000万円(同53.4%減)、最終利益2億4200万円(同50.6%減)を見込む。
・売上高:70億円(同12.3%増)
・営業利益:3億3000万円(同53.1%減)
・経常利益:3億5000万円(同53.4%減)
・最終利益:2億4200万円(同50.6%減)
計画に対する進捗率は、売上高49.0%、営業利益101.2%、経常利益103.4%、最終利益110.3%となっている。
・売上高:49.0%
・営業利益:101.2%
・経常利益:103.4%
・最終利益:110.3%
会社情報
- 会社名
- 株式会社エクストリーム
- 設立
- 2005年5月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 佐藤 昌平
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高102億1700万円、営業利益10億9700万円、経常利益14億4800万円、最終利益10億3400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 6033