ぴあ、9月中間決算は営業損失17億円と赤字幅縮小 売上高は旧基準で232.6%増と回復も緊急事態宣言で足踏みに

ぴあ<4337>の9月中間期の連結決算を発表し、売上高97億7100万円、営業損失17億5400万円(前年同期は44億4200万円)、経常損失17億4000万円(同41億6700万円)、最終損失17億2900万円(同43億0900万円)と減益となった。収益認識会計基準の適用により、売上高は比較できないが、以前の基準では売上高506億190万円(前年同期比232.6%)となる。

・売上高:97億7100万円
・営業損失:17億5400万円(同44億4200万円)
・経常損失:17億4000万円(同41億6700万円)
・最終損失:17億2900万円(同43億0900万円)

昨年来断行してきた役員報酬の減額や社員賞与カット等も含む、全社経費の縮減策の継続、ならびに、ぴあアリーナMMでのイベント開催の増加等により、昨年同期より赤字幅は大幅に減少した。ただ、緊急事態宣言の再発出によるイベントの開催制限の継続により、業績の回復は足踏みを余儀なくされた。

なお、収益認識会計基準の適用により、期首より連結累計期間の売上高が純額に変更となりました)が、当該基準を適用しなかった場合の売上高は506億1900万円であり、対前年同四半期比では288億5800万円の増加となった。