アエリア、第3四半期(1~9月)決算は売上高20%減ながら営業益52%増に イベント中止などコロナ禍の影響で売上減 前期実施の不採算コンテンツ見直しが奏功
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アエリア<3758>は、11月12日、2021年12月期の第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表、前期に実施したコンテンツ事業の不採算コンテンツの見直しの効果もあり、減収ながら増益を達成した。
売上高162億6500万円(前年同期比20.2%減)
営業利益7億3100万円(同52.7%増)
経常利益7億100万円(同70.3%増)
最終利益5億5900万円(前年同期43億9800万円の赤字)各セグメントごとの状況は、以下のとおり。
①ITサービス事業…売上高21億8600万円(前年同期比24.1%減)、営業利益3300万円(同83.5%減)
データサービス事業を行うエアネットが安定した収益を獲得しているが、オンライン電子出版に特化したアフィリエイトプラットフォーム事業を行うファーストペンギンの決済代行収益とアフィリエイト広告収益の減少に伴い減収減益となった。②コンテンツ事業…売上高94億4800万円(同15.5%減)、営業利益6億4100万円(同351.0%増)
コロナウイルス感染症の拡大によるイベントなどの延期または中止に伴い売上高は減少しているが、前期に実施した不採算コンテンツに係るコスト削減効果により営業利益は増加した。③アセットマネージメント事業…売上高47億500万円(同26.3%減)、営業利益6100万円(同53.0%減)
不動産の賃貸および売買並びに国内外の企業などへの投資などを行っているが、コロナウイルス感染症の拡大により十分な営業活動ができないことから減収減益となった。■通期業績予想は変更なし
なお、2021年12月期通期の連結業績予想は、従来予想から変更なく、以下のとおり。売上高200億円(前期比22.2%減)
営業利益10億円(同174.3%増)
経常利益9億円(同178.9%増)
最終利益6億円(前期45億2100万円の赤字)
会社情報
- 会社名
- 株式会社アエリア
- 設立
- 2002年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高226億7100万円、営業利益4億7300万円、経常利益7億5200万円、最終利益4億8000万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3758