【決算レポート】ボルテージ、第1四半期は営業損失2.2億円と再び赤字に 主力の女性向けの既存タイトルの売上減と会計基準変更の影響で

ボルテージ<3639>の第1四半期(2021年7~9月)の連結決算は、売上高13億9100万円(前四半期比17.7%減)、営業損失2億2200万円(前四半期は1800万円の利益)、経常損失2億1800万円(同2900万円の利益)、最終損失2億2400万円(同4300万円の利益)と減収・赤字転落となった。ここ最近、黒字基調だったが、今回は一転して赤字となった。

・売上高:13億9100万円(同17.7%減)
・営業損失:2億2200万円(同1800万円の利益)
・経常損失:2億1800万円(同2900万円の利益)
・最終損失:2億2400万円(同4300万円の利益)

売上の低下が主な要因だが、主力である日本語女性向けが19%減の8億3900万円、英語・アジア女性向けが同21%減の2億5400万円と大きく落とした。男性向けも減少したが、6%減の2億4100万円にとどめた。

費用面では、「100恋+」のドラマタイアップなどの広告宣伝費が6%増の3億4000万円、外注費が6%増の2億2700万円なと成長に向けた投資を増やしたという。経費合計が4%減の16億1400万円だった。四半期売上高が17億円あると安定的に利益が出せるようだ。

なお、「収益認識に関する会計基準」を適用した影響がでており、売上と利益の後ろ倒し計上は1億円程度になるとのこと。その影響を除いた従来基準でみると、売上高は15.0%減の14億9600万円、営業損失1億2300万円の着地となったそうだ。 

「収益認識に関する会計基準」の適用で大きく変わったのは、売上計上のタイミングだ。以前はアプリ内通貨を購入=課金したときに売上計上していたが、アプリ内通貨をアイテムと交換したとき=消費したときに変更したという。

その一方、プラットフォーム手数料である課金額の30%が従来どおり、「課金」したタイミングで費用計上されるため、売上は遅れて、そして費用のみが計上されることになる。

 

株式会社ボルテージ
http://www.voltage.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ボルテージ
設立
1999年9月
代表者
代表取締役社長 津谷 祐司
決算期
6月
直近業績
売上高69億200万円、営業利益1億5900万円、経常利益1億7700万円、最終利益1億6300万円(2021年6月期)
上場区分
東証一部
証券コード
3639
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