メディア工房<3815>は、2022年8月期 第1四半期の連結決算を発表し、売上高5億6400万円(前年同期比26.0%増)、営業利益6300万円(同1269.8%増)、経常利益6000万円(同1044.4%増)、最終利益5200万円(同887.9%増)と大幅増益となった。
・売上高:5億6400万円(同26.0%増)
・営業利益:6300万円(同1269.8%増)
・経常利益:6000万円(同1044.4%増)
・最終利益:5200万円(同887.9%増)
ヒットコンテンツ1本当たりのライフサイクルが長期化傾向を見せだした他、SNS事業における売上微増、そしてOne to One事業の安定的な成長により、売上高は増加した。また、営業利益についても、売上高の増加に伴う利益増の他、前の期におけるインバウンド・アウトバウンド事業からの撤退(事業の選択と集中)及びXR事業(旧セグメント名称:XR/SNS事業)に係る資産の減損損失計上により大幅に増加している。
① デジタルコンテンツ事業
売上高は3億5300万円(同24.5%増)、営業利益は1億4700万円(同51.0%増)となった。コンテンツ運用の強化に注力した結果、ヒットコンテンツ1本当たりのライフサイクルが長期化傾向を見せだした他、自社メディアからの送客も影響し、売上高は増加した。また、営業利益については、売上増に伴う利益増の他、人員減に伴う労務費の減少により、大幅に増加した。
② One to One 事業
売上高は2億0100万円(同24.5%増)、営業利益は2800万円(同101.3%増)となった。個別対応へのニーズの高まりに伴い引き続き占いサービスが安定的に成長し、売上は増加した。また、第1四半期累計においては、広告宣伝を抑えたため、営業利益が大幅に増加している。なお、広告宣伝については、売上及びユーザー状況等を勘案し適切な時期に費用をかけていく。
③ XR 事業
売上高は000万円(前年同期は売上高000万円)、営業損失は300万円(同営業損失1800万円)となった。自社独自開発のリアルタイム実写立体動画撮影技術「SUPERTRACK」を活用した撮影サービス、コンテンツ制作の受託の他、他企業とのIPアライアンス等を推進している。第1四半期累計においては、受託案件の獲得に至らず営業損失を計上している。
④ SNS 事業
売上高は700万円、営業損失は2900万円となった。 BtoB向けに提供する当該プラットフォームのシステム利用料を売上として計上している。一方、利益面については、当該プラットフォームの横展開を含む新規SNSサービス2本の開発に係る先行費用により、営業損失を計上している。
■2022年8月通期の見通し
続く2022年8月通期の業績については、売上高23億5000万円(前期比21.8%増)、営業利益9000万円(同89.1%増)、経常利益8000万円(同106.0%増)、最終利益5000万円(同595.8%増)を見込む。
・売上高:23億5000万円(同21.8%増)
・営業利益:9000万円(同89.1%増)
・経常利益:8000万円(同106.0%増)
・最終利益:5000万円(同595.8%増)
計画に対する進捗率は、売上高24.0%、営業利益70.0%、経常利益75.0%、最終利益104.0%となっている。
・売上高:24.0%
・営業利益:70.0%
・経常利益:75.0%
・最終利益:104.0%
会社情報
- 会社名
- 株式会社メディア工房
- 設立
- 1997年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 長沢 一男
- 決算期
- 8月
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3815