インフォコム<4348>は、1月27日、第3四半期累計(21年4～12月)の連結業績を発表し、売上高474億8100万円(前年同期比2.9%減)、営業利益70億7300万円(同0.5%減)、経常利益71億7600万円(同0.5%減)、最終利益48億8400万円(同0.8%減)と減収減益となった。
・売上高:474億8100万円(同2.9%減)
・営業利益:70億7300万円(同0.5%減)
・経常利益:71億7600万円(同0.5%減)
・最終利益:48億8400万円(同0.8%減)
同社では、「めちゃコミック」などを展開する電子コミック事業において海賊版サイトの影響が拡大したことに加えて、競合との競争激化、外出自粛による特需が剥落したことが響いたため、としている。その一方、ITサービスは病院向け、企業向けともに堅調に推移した。
電子コミック事業の四半期売上高は以下のとおり。これまで電子コミック事業が業績拡大をけん引してきたが、緩やかな低下傾向に入っていることが確認できる。
続く2022年3月通期の業績については、売上高660億円(前期比3.0%減)、営業利益105億円(同2.9%減)、経常利益105億円(同4.0%減)、最終利益70億円(同11.5%増)を見込む。
・売上高:660億円(同3.0%減)
・営業利益:105億円(同2.9%減)
・経常利益:105億円(同4.0%減)
・最終利益:70億円(同11.5%増)
計画に対する進捗率は、売上高71.9%、営業利益67.4%、経常利益68.3%、最終利益69.8%となっている。
・売上高:71.9%
・営業利益:67.4%
・経常利益:68.3%
・最終利益:69.8%
