【決算レポート】ドリコムの第3四半期はQonQで増収減益 資産計上額の減少と一時費用響く 「不採算タイトルの立て直しはほぼ終了」(内藤社長)

木村英彦 編集長
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ドリコム<3793>の2022年3月期の第3四半期(21年10~12月)の連結決算は、売上高28億9300万円(前四半期比14.7%増)、営業利益4億5200万円(同2.4%減)、経常利益4億3900万円(同2.1%減)、最終利益2億4100万円(同22.6%減)と増収減益となった。

・売上高:28億9300万円(同14.7%増)
・営業利益:4億5200万円(同2.4%減)
・経常利益:4億3900万円(同2.1%減)
・最終利益:2億4100万円(同22.6%減)

 『ONE PIECEトレジャークルーズ』国内・海外版とみられるが、7.5周年を迎えたことを受けて各種イベント・キャンペーンを実施し、好評を博するなどセールスが好調だったようだ。

 

費用面では、開発費を資産計上する額が減ったことに加えて、委員会方式のプロジェクトの採算が厳しく「回収の見通しが立たない」状況にあることから、一時的な費用を計上したことが響き、営業利益は前四半期を下回ることになった。

ただ、その他のタイトルについては黒字を確保することができるようになっており、「不採算タイトルの立て直しについてはこれでほぼ終了したと言えるのではないか」(内藤裕紀社長)。

さらに、第4四半期の『新日本プロレスSTRONG SPIRITS』と『ミコノート はれときどきけがれ』のリリースに向けて、広告宣伝費を増やしたことも響いた。

なお、『D_CIDE TRAUMEREI』は、子会社BlasTrain社がサムザップとブシロード<7803>と展開している共同プロジェクトだが、「受託に近いビジネスのため、良くも悪くも売上と費用に与える影響は小さかった」(内藤社長)という。

続く第4四半期(22年1~3月)は、売上高28億2100万円(前四半期比同2.5%減)、営業利益2億8000万円(同38.1%減)、経常利益2億6900万円(同38.8%減)、最終利益1億4600万円(同39.5%減)を見込む。

・売上高:28億2100万円(同2.5%減)
・営業利益:2億8000万円(同38.1%減)
・経常利益:2億6900万円(同38.8%減)
・最終利益:1億4600万円(同39.5%減)

例年、第4四半期は売上と利益が他の四半期比べて弱い四半期となっているが、今回は新作2タイトルをリリースするため、広告宣伝費や運用費も増えるため、一時的に利益が落ち込む四半期となる。新作の収益は赤字になると想定しているとのこと。

株式会社ドリコム
http://www.drecom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ドリコム
設立
2001年11月
代表者
代表取締役社長 内藤 裕紀
決算期
3月
直近業績
売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3793
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