メガチップス、第3四半期決算は最終益727%増の262億円 SiTime株式の売却益292億円を計上 Switch向けカスタムメモリは堅調続く
メガチップス<6875>は、この日(2月4日)、第3四半期累計(21年4~12月)の連結決算を発表し、売上高613億7600万円(前年同期比11.5%減)、営業利益58億6200万円(同33.6%増)、経常利益59億2400万円(同100.0%増)、最終利益262億4800万円(同727.0%増)と大幅増益を達成した。利益はいずれも第3四半期としては過去最高となった。
・売上高:613億7600万円(同11.5%減)
・営業利益:58億6200万円(同33.6%増)
・経常利益:59億2400万円(同100.0%増)
・最終利益:262億4800万円(同727.0%増)
主にNintendo Switch向けのゲームソフトウェア格納用LSI(カスタムメモリ)の需要が堅調に推移した一方で、前第1四半期末より関連会社となったことに伴うSiTime Corporationの売上減少分があったこと、前第3四半期に主要製品の受注を終了した液晶パネル向けタイミングコントローラLSIの売上高が減少した。
利益については、前第1四半期末より関連会社となったことに伴うSiTime Corporationの販売管理費が減少したこと、業務の効率化が進展したことで営業増益となったという。さらにSiTime Corporation株式の一部売却とSiTime Corporationの増資で、関係会社売却益292億5100万円が発生し、最終利益が大きく伸びた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社メガチップス
- 設立
- 1990年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 肥川 哲士
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高752億5600万円、営業利益70億3000万円、経常利益78億5700万円、最終利益275億4400万円(2022年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6875