オルトプラス、第1四半期(10~12月)決算は売上高15億円、2.2億円の営業赤字を計上 既存タイトルの売上減少やスポーツゲーム1タイトルの終了で

  • オルトプラス<3672>は、2月10日、2022年9月期の第1四半期(10~12月)の連結決算を発表、既存運営タイトルの配信期間の長期化によりゲームアプリの売上高が減少したほか、スポーツタイトル1タイトルのサービスを終了したことでゲーム事業の売上高が減少した。

    なお、この第1四半期より、「収益認識会計基準」を適用しているため、前年同期との比較はない。

    売上高15億300万円
    営業損益2億2800万円の赤字
    経常損益1億9400万円の赤字
    最終損益1億9300万円の赤字

    ゲーム事業では、オンラインクレーンゲームなどの受託開発売上を新たに計上したものの、既存運営タイトルの配信期間の長期化によりゲームアプリの売上高が減少するとともに、スポーツタイトル1タイトルのサービスを終了したことから、事業全体では前年同期比で売上が減少した。なお、第1四半期期末のサービス提供タイトル数は、10タイトル(自社パブリッシングタイトル7、運営受託タイトル3)となった。

    費用面では、新規ゲームタイトル開発などに係る先行費用を計上したものの、ゲームアプリ売上高の減少に伴いプラットフォーム手数料や支払ロイヤリティなどが大きく減少したことから、売上原価が減少した。

    ゲーム支援事業では、国内ゲーム市場の拡大の影響を受けて、クライアント企業の開発・運営人材ニーズが底堅く推移していることから、開発・運営現場への人材派遣・紹介や業務受託の件数が増加し、売上が増加した。

    費用面では、要員確保により労務費・外注費が増加するとともに、営業・管理強化による人件費が増加した。

    ■2022年9月期見通しは非開示
    なお、2022年9月期の業績見通しは非開示。主な事業領域であるソーシャルゲーム業界を取り巻く環境の変化が大きく、グループの業績が短期間で大きく変動する可能性があり、将来的な業績予測を合理的に算出することが困難となっているため、としている。

株式会社オルトプラス
http://www.altplus.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社オルトプラス
設立
2010年5月
代表者
代表取締役CEO 石井 武
決算期
9月
直近業績
売上高43億8700万円、営業損益5億5600万円の赤字、経常損益5億2200万円の赤字、最終損益4億2000万円の赤字(2023年9月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3672
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