ぴあ<4337>は、この日(2月10日)、第3四半期累計(2021年4~12月)の連結決算を発表し、売上高211億5700万円(前年同期比-)、営業損失8億5600万円(前年同期は49億3100万円)、経常損失8億4400万円(同48億8800万円)、最終損失8億3600万円(同50億6200万円)と赤字幅が縮小した。従来の会計基準では、売上高は84.3%増の894億0900万円になるとのこと。
・売上高:211億5700万円(同-)
・営業損失:8億5600万円(同49億3100万円)
・経常損失:8億4400万円(同48億8800万円)
・最終損失:8億3600万円(同50億6200万円)
同社では、累計では赤字だが、第3四半期(21年10~12月)は営業損益、経常損益、最終損益が黒字転換した、としている。
段階的な制限緩和によるチケット販売の回復基調に加え、役員報酬の減額や社員賞与カットなど全社経費の縮減策の継続、ぴあアリーナMMの稼働率の上昇などが主な要因になる。また、東京2020オリンピック・パラリンピックにおける、一連のチケッティングサービス受託業務の終了に伴い、各種費用の精算が完了しつつあることが大きく寄与したという。