ベクター、2022年3月期通期の利益予想を下方修正 規約改定による役員退職慰労金の引当金計上で赤字幅が拡大

  • ベクター<2656>は、3月25日、2022年3月期通期の業績予想(非連結)の修正を発表、役員退職慰労金の引当金を計上することで各利益項目の業績予想を下方修正した。

    営業収益3億6900万円(増減なし)
    営業損益2億8400万円の赤字→3億5300万円の赤字(前年同期7000万円の赤字)
    経常損益2億8200万円の赤字→3億5100万円の赤字(同5700万円の赤字)
    最終損益2億8300万円の赤字→3億5200万円の赤字(同5900万円の赤字)

    同社は、従来より、役員が退任する際には株主総会の決議を経て役員退職慰労金を支給しており、支出時に費用を計上していた。今回、2月18日の取締役会において、役員退職慰労金規程の一部を改訂し、各役員に対する退職慰労金の要支給額算出根拠を明確にした。その結果、今期より役員退職慰労金の引当金を計上することとなったため、今期の利益予想の下方修正を実施した。

株式会社べクターホールディングス
https://corp.vector.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社べクターホールディングス
設立
1989年2月
代表者
代表取締役社長 渡邊 正輝/代表取締役副社長 加藤 彰宏
決算期
3月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
2656
企業データを見る