SHIFT、2022年8月通期の営業利益を63億円から69億円に上方修正 DX市場拡大を背景に引き合い ゲームや業務システムともに好調、採用投資も継続
SHIFT<3697>は、4月7日、2022年8月通期の連結業績予想の上方修正を行い、売上高645億円(前回予想635億円)、営業利益69億円(同63億円)、経常利益73億円(同65億円)、最終利益45億円(同42億円)、EPS255.98円(同238.66円)とした。
・売上高:645億円(前回予想635億円)
・営業利益:69億円(同63億円)
・経常利益:73億円(同65億円)
・最終利益:45億円(同42億円)
・EPS:255.98円(同238.66円)
従来予想からの修正率は、売上高1.5%増、営業利益9.5%増、経常利益12.3%増、最終利益7.1%増となっている。
・売上高:1.5%増
・営業利益:9.5%増
・経常利益:12.3%増
・最終利益:7.1%増
第2四半期までの順調な進捗に加えて、DX(デジタルトランスフォーメーション)市場が拡大するなか、着実に積み上げが進んでいるため、としている。
①アカウント/営業
②人事/採用
③サービス/技術
④M&A/PMI
の観点からの施策を継続し、安定的な売上総利益率を確保したうえでの売上高成長とともに、さらなる高成長を実現するための採用等の戦略的投資を加速させる考え。
■第2四半期累計は大幅増収増益
同時に発表した第2四半期累計(21年9月~22年2月)の連結決算は、売上高298億5800万円(前年同期比47.2%増)、営業利益38億2600万円(同157.0%増)、経常利益42億4900万円(同121.0%増)、最終利益26億6200万円(同145.1%増)だった。
・売上高:298億5800万円(同47.2%増)
・営業利益:38億2600万円(同157.0%増)
・経常利益:42億4900万円(同121.0%増)
・最終利益:26億6200万円(同145.1%増)
セグメント別には、エンタープライズ、エンターテインメントともに大きく伸びた。
①エンタープライズ市場
売上高は277億1800万円(同47.2%増)、営業利益は53億3100万円(同92.9%増)となった。従前より注力業界として定めていた金融・流通業界に加えて、製造業・通信業などの顧客に対して長期的な関係構築を視野に入れたプロジェクトへの参画が進み、売上高が徐々に増加してきた。
②エンターテインメント市場
売上高は21億4000万円(同46.9%増)、営業利益は6億2200万円(同115.1%増)となった。
エンターテインメント市場では、モバイルゲーム、コンシューマゲーム等を消費者に向けて提供する顧客に向け、品質管理工程やデバック業務、コンテンツの翻訳やローカライズ、カスタマーサポート業務のアウトソーシングにより、ユーザービジネスの付加価値を向上させるサービスを提供している。
第2四半期累計では、サービスラインナップの拡充に加えて、競合との差別化を図ることによる業界内認知度の向上や、既存顧客からの売上高が増加したことにより、収益基盤の拡大を進めた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社SHIFT
- 設立
- 2015年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 丹下 大
- 決算期
- 8月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3697