角川ゲームス、安田善巳氏と冬野智氏が一部事業を切り出す形で「Dragami Games」独立　エクストリームの連結子会社に、保有IPで協業も検討

角川ゲームスは、この日(5月26日)、代表取締役の安田善巳氏と、取締役の冬野 智氏が退任するとともに、両氏が角川ゲームスの一部事業を切り出す形で「株式会社Dragami Games(ドラガミゲームス)」を新たに設立することを明らかにした。新会社は、安田善巳氏と冬野 智氏が出資するもので、角川ゲームスとの資本関係はなくなる。

Dragami Gamesは、角川ゲームスが保有する知的財産権(著作権・商標権・ゲームデータ・ソースコードなど)、固定資産、仕掛品及び販売権を譲り受ける予定とのことで円満な独立のようだ。これに伴い、角川ゲームスより20名の開発スタッフが移籍してくるという。

・LOLLIPOP CHAINSAW
・DEMON GAZE シリーズ
・NATURAL DOCTRINE
・GOD WARS シリーズ
・The Lost Child
・√Letter シリーズ
・LoveR シリーズ
・Root Film
・Relayer

 

■Dragami Games会社概要

なお、エクストリーム<6033>が新会社の第三者割当増資を引き受け、筆頭株主になることも発表となった。発行済株式の93.3％にあたる5600株を2億8000万円で取得する予定だ。連結子会社となる。

エクストリームでは、経営上の課題であるコンテンツプロパティ事業におけるサービスラインナップの拡充し安定的な収益の確保することが目的としている。エクストリームの保有するIPに関する業業も検討するそうだ。