歩いて稼ぐ『STEPN』、中国本土での利用禁止 7月15日以降GPSやロケーション機能を停止


オーストラリア・アデレードを拠点とするFINDSATOSHI LABは、5月27日、Move To Earn(歩いて稼ぐ)NFTゲーム『STEPN』において、中国本土での機能を停止を発表した。具体的には、GPSとIPロケーションサービスの提供を停止する。GPSを利用しあることで、ゲーム内の暗号資産(Green Satoshi Token)が得られる仕組みのため、事実上アプリの利用ができなくなる措置だ。

同アプリは以前より、中国本土での利用は不可としており「今後もより良いユーザーエクスペリエンスとコンプライアンスを提供できるよう努める」とコメントしている。

詳細は明らかにしていないものの、中国本土での暗号資産の利用は禁止であるため、今回の対応はその懸念を払拭する可能性はある。

気になるGreen Satoshi Tokenの推移は、今回の発表のあった前日となる5月26日より下落傾向にあった。発表のあった5月27日の1時を境に急落していくのが下記のチャート(いずれもコインマーケットキャップより)で確認できる。


▲SOLはソラナ基盤を意味する。


▲こちらはここ1ヶ月のチャート。好調だった5月の初め韓国発の暗号資産「テラ」のステーブルコイン「ルナ」の暴落の影響で各暗号資産が暴落。Green Satoshi Token(GST)もその影響を受けたと見られる。


▲BSCはバイナンススマートチェーン。BSC側の価格は高騰していた。その好調を受けソラナからBSCへとプレイヤーがに移ったとの話もある。なおBSCの初期費用はソラナよりも更に求められる。



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