歩いて稼ぐ『STEPN』を運営するFINDSATOSHI LABは、2022年の第2四半期(4月〜6月)の実績を公式サイトで公開した。
その利益は1億2200万ドル(167億円)に達した。22年第1四半期では33億円の利益だった。
同社ではその利益に5%を利用したGMTの購入やバーンプログラムを実施する。加えてDDoS攻撃の対策としてセキュリティとサーバーの強化、チートシステムの改善、チームの拡大(開発、マーケティング、ビジネスデベロップメント、後方、法務など)、スポーツメーカーとのパートナーシップの模索、ブランディングとしてリアルな商品の制作なども行っていくようだ。
『STEPN』の2Qは、4月から局地的に人気となっていき、5月の頭にはDAU50万人を突破、Solanaチェーンのみだったアプリ内ではバイナンスチェーンに対応するなど、大きな盛り上がりを見せていた。
その一方で5月中旬よりテラ・ルナのステーブルコイン崩壊による暗号資産全体の暴落の煽りを受け、ゲーム内通貨GSTが暴落、中国でのプレー禁止がさらに追い打ちをかけた。
またDDoS攻撃を受けてチート対策が誤判定を繰り返し、プレイできるなくなるユーザーが出るなど大混乱を招いてしまった。
現在様々な問題に対応するため、先の問題の対応を行い再起を図る。
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