SKジャパン、第1四半期決算は営業益57%増の1億7700万円と大幅増益 「たべっ子どうぶつ」や「星のカービィ」などAM施設向けグッズ好調

エスケイジャパン<7608>は、7月14日、第1四半期(22年3月~22年5月)の連結決算を発表し、売上高21億6100万円(前年同期比48.0%増)、営業利益1億7700万円(同57.0%増)、経常利益1億8400万円(同60.6%増)、最終利益1億2500万円(同31.7%増)だった。アミューズメント施設向けのキャラクターグッズなどの販売が好調に推移したことが主な要因だ。

・売上高:21億6100万円(同48.0%増)
・営業利益:1億7700万円(同57.0%増)
・経常利益:1億8400万円(同60.6%増)
・最終利益:1億2500万円(同31.7%増)

セグメント別の状況は以下のとおり。

<キャラクターエンタテインメント事業>
キャラクターエンタテインメント事業は、新型コロナウイルス感染症に対する行動制限が緩和したことにより取引先店舗の来場者数が回復傾向であることに加えて、「たべっ子どうぶつ」や「星のカービィ」等の定番キャラクターの受注が引き続き好調に推移した結果、売上高16億4400万円(同76.9%増)、営業利益1億6500万円(同88.9%増)と前年同期実績を上回った。


<キャラクター・ファンシー事業>
キャラクター・ファンシー事業は、人気お菓子キャラクター「たべっ子どうぶつ」商品とバスボール(フィギュア入り入浴剤)の販売が好調に推移したが、前年同期に売上を伸ばしていたアニメコンテンツ等の落ち込みを補うまでには至らず、また利益面においても原材料費及び輸送費等の高騰により利益率が低下した結果、売上高5億1700万円(同2.6%減)、営業利益1200万円(同51.7%減)と前年同期実績を下回った。


■2023年2月通期の業績見通し
2023年2月通期の業績は、売上高70億円(前期比7.7%増)、営業利益5億円(同9.9%増)、経常利益5億円(同6.0%増)、最終利益3億4000万円(同1.7%増)、EPS41.20円を見込む。

・売上高:70億円(同7.7%増)
・営業利益:5億円(同9.9%増)
・経常利益:5億円(同6.0%増)
・最終利益:3億4000万円(同1.7%増)
・EPS:41.20円

計画に対する進捗率は、売上高30.9%、営業利益35.4%、経常利益36.8%、最終利益36.8%となっている。

・売上高:30.9%
・営業利益:35.4%
・経常利益:36.8%
・最終利益:36.8%