enish、第2四半期(1~6月)決算は1.2億円の営業赤字を計上 新作『進撃の巨人Brave Order』が業績に大きく貢献 「ゆるキャン△」スマホゲームは今秋リリースへ
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enish<3667>は、7月29日、2022年12月期の第2四半期累計(1~6月)の決算(非連結)を発表、「収益認識に関する会計基準」を適用したことで前年同期比較は開示されていないが、各利益項目とも赤字計上となった。
売上高21億8700万円(前年同期22億6800万円)
営業損益1億2900万円の赤字(同1億7900万円の黒字)
経常損益1億3900万円の赤字(同1億6100万円の黒字)
最終損益1億4100万円の赤字(同1億5000万円の黒字)2月11日にリリースした最新作『進撃の巨人Brave Order』が累計300万ダウンロードを突破しており、業績に大きく貢献した。2023年にはTVアニメ「進撃の巨人 The Final Season完結編」の放送が決定しており、引き続きゲーム内のさらなる活性化を図るため、出演人気声優を起用した公式放送を行い、番組とゲームで連動した企画の実施や機能改善など、引き続き魅力的なイベント施策を行い、収益寄与につなげていく。
前期にリリースした『彼女、お借りします ヒロインオールスターズ』は継続率が低いことからアクティブユーザーの減少もあり、収益貢献が限定的となった。
リリース2年目を迎えた『五等分の花嫁 五つ子ちゃんはパズルを五等分できない。』は、累計800万ダウンロードを突破し、引き続き業績に貢献している。ユーザーに寄り添った機能改善や書き下ろしイラストの充実など、引き続き魅力的なイベント施策を行い収益寄与につなげていく。
リリース12年目を迎えた『ぼくのレストラン2』や『ガルショ☆』は、12周年施策やコラボレーション施策などが好調に推移し、引き続き売上収益に貢献している。よりきめ細やかな対応を図り、ユーザーの満足度向上に努めていく。
また、足元の状況としては、アニメ「ゆるキャン△」初となるスマートフォンゲーム『ゆるキャン△ つなげるみんなのオールインワン!!』を2022年秋のリリースに向け、鋭意開発を進めている。事前登録者数は20万人を突破しており、今後の収益寄与が期待される。
さらに『De:Lithe』のゲームシステムをベースにトークンエコノミーやNFTを搭載した「Play to Earn」モデルの新しいタイトルとして、De:Lithe×GameFi プロジェクト『De:Lithe Φ』の開発を進めている。
なお、第2四半期累計期間において、これらの新規IPタイトルおよびブロックチェーンゲームの開発コストが計上されている。
■2022年12月期の業績予想は非開示
2022年12月期通期の連結業績予想については引き続き非開示。エンターテインメント事業を取り巻く環境は変化が激しく、同社の事業も短期間に大きく変動する可能性があることなどから、信頼性の高い業績予想数値を算出することが困難なため、としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社enish
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 安徳 孝平
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高35億800万円、営業損益12億600万円の赤字、経常損益12億6500万円の赤字、最終損益13億7400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3667