テレ東HD、第1四半期決算は営業利益16%増の29億円 コンテンツ2次利用収入伸長 中国企業からの配信収入、NARUTOや遊戯王関連のライツ収入が好調
テレビ東京ホールディングス<9413>は、8月3日、2023年3月期 第1四半期(22年4月~22年6月)の連結決算を発表し、売上高365億9800万円(前年同期比5.8%増)、営業利益29億7700万円(同16.2%増)、経常利益30億3300万円(同11.2%増)、最終利益20億2900万円(同17.1%増)だった。
・売上高:365億9800万円(同5.8%増)
・営業利益:29億7700万円(同16.2%増)
・経常利益:30億3300万円(同11.2%増)
・最終利益:20億2900万円(同17.1%増)
同社では、放送から得られる収入は前年同期の水準を維持しつつ、コンテンツの2次利用から得られる収益を伸ばした、としている。コンテンツ制作費や配信コストの増加したが、増収効果で吸収したとのこと。
アニメ部門の収入は同27.8%増の54億5500万円だった。中国企業に対する配信や北米におけるNARUTOの商品化権許諾などの海外展開が売上を伸ばしたほか、遊戯王シリーズのスマホゲームが国内、海外とも好調だった。
■2023年3月通期の業績見通し
2023年3月通期の業績は、売上高1500億円(前期比1.3%増)、営業利益83億円(同3.3%減)、経常利益82億円(同10.5%減)、最終利益53億8000万円(同10.7%減)、EPS195.03円を見込む。
・売上高:1500億円(同1.3%増)
・営業利益:83億円(同3.3%減)
・経常利益:82億円(同10.5%減)
・最終利益:53億8000万円(同10.7%減)
・EPS:195.03円
計画に対する進捗率は、売上高24.4%、営業利益35.9%、経常利益37.0%、最終利益37.7%となっている。
・売上高:24.4%
・営業利益:35.9%
・経常利益:37.0%
・最終利益:37.7%
会社情報
- 会社名
- 株式会社テレビ東京ホールディングス
- 設立
- 2010年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 小孫 茂/代表取締役社長 石川 一郎
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9413