バンダイナムコHD、第1四半期のIP別売上高を発表　『ガンダム』は開示以来の最高水準に　『ウルトラマン』と『ワンピース』も大幅増

バンダイナムコホールディングス<7832>は、この日(8月5日)、第1四半期(2022年4～6月)におけるIP別売上高を発表し、『機動戦士ガンダム』も引き続き好調で、前年同期比で20.8％の290億円だったことを明らかにした。プラモデルを中心にハイターゲット層(大人層)向けの商品の販売が伸びた。IP別の売上高を公表し始めてから最高水準となったようだ。

また、『ウルトラマン』が同40.0％増の35億円と大幅に伸びた。国内トイホビーも同13.3％増の17億円と伸びた。フィールズ<2767>が子会社である円谷プロダクションの業績が大きく伸びたと発表したが、パートナーとして玩具などを扱っているバンダイの業績も伸びたようだ（関連記事）。

このほか、『ワンピース』が同37.0％増の137億円、『ドラゴンボール』が14.6％増の275億円と伸びをみせたところも目立った。 

他方、『アイカツ！』が前年同期8億円から大きく減らして3億円となったほか、『プリキュア』や『NARUTO』『仮面ライダー』『アンパンマン』などもマイナスとなった。