ソニーG、第2四半期(4~6月)決算は9.4%の増収、8.8%の営業増益に 音楽、映画分野などが業績をけん引 通期予想の上方修正を実施

  • ソニーグループ<6758>は、11月1日、2023年3月期の第2四半期累計(4~6月)の連結決算(IFRS)を発表、音楽分野と映画分野、イメージング&センシング・ソリューション分野が伸長したほか、金融分野の収益性が改善し、増収増益を達成した。

    売上高及び金融ビジネス収入5兆633億7300万円(前年同期比9.4%増)
    営業利益6510億500万円(同8.8%増)
    税引前利益6371億3200万円(同12.5%増)
    最終利益4821億5900万円(同13.5%増)

    各分野別の実績は以下のとおり。

    ①ゲーム&ネットワークサービス
    売上高1兆3248億5100万円(同5.0%増)
    営業利益948億9400万円(同42.8%減)

    ②音楽
    売上高6673億8900万円(同26.8%増)
    営業利益1397億600万円(同31.8%増)

    ③映画
    売上高6788億4500万円(同45.8%増)
    営業利益782億7500万円(同37.4%増)

    ④エンタテインメント・テクノロジー&サービス
    売上高1兆2293億5500万円(同6.1%増)
    営業利益1314億800万円(同9.0%減)

    ⑤イメージング&センシング・ソリューション
    売上高6362億800万円(同28.2%増)
    営業利益956億7600万円(同19.3%増)

    ⑥金融
    売上高6022億3400万円(同23.1%減)
    営業利益1359億3400万円(同102.7%増)

    ⑦その他
    売上高400億6600万円(同13.7%減)
    営業利益77億1300万円(同39.6%減)

    ■2023年3月通期の業績見通し
    2023年3月期通期の業績予想については、従来予想からの上方修正を実施しており、以下のとおり。

    売上高及び金融ビジネス収入11兆6000億円(前期比16.9%増)
    営業利益1兆1600億円(同3.5%減)
    税引前利益1兆1200億円(同0.2%増)
    最終利益8400億円(同4.8%減)

    売上高は金融分野の売上高の見通しを下方修正したものの、音楽分野、映画分野、エンタテインメント・テクノロジー&サービス分野およびゲーム&ネットワークサービス分野の売上高の見通しを上方修正し、7月時点の見通しを上回る見込み。

    営業利益は、ゲーム&ネットワークサービス分野で減益を見込むものの、音楽分野、イメージング&センシング・ソリューション分野および映画分野で増益を見込むこと、ならびにその他/全社(共通)及びセグメント間取引消去の損失の縮小を見込むことから、7月時点の見通しを上回る見込み。

ソニーグループ株式会社
https://www.sony.com/ja/

会社情報

会社名
ソニーグループ株式会社
設立
1946年5月
代表者
代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
決算期
3月
直近業績
売上高及び金融ビジネス収入11兆5398億3700万円、営業利益1兆2082億600万円、税引前利益1兆1803億1300万円、最終利益9371億2600万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
6758
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