SANKYO、9月中間決算は営業益806%増の264億円 「近年ないペースで販売積み上げ」 「シンフォギア」や「ヤマト」「アクエリオン」に強い引き合い

SANKYO<6417>は、本日(11月7日)、第2四半期累計(22年4月~22年9月)の連結決算を発表し、売上高699億6300万円(前年同期比149.3%増)、営業利益264億1500万円(同806.4%増)、経常利益268億4200万円(同687.3%増)、最終利益213億0600万円(同365.7%増)だった。


・売上高:699億6300万円(同149.3%増)
・営業利益:264億1500万円(同806.4%増)
・経常利益:268億4200万円(同687.3%増)
・最終利益:213億0600万円(同365.7%増)


同社では、販売した商品は総じて多くの引き合いがあり、できる限り多くの需要に対応できるよう、部材確保に全力で取り組んだところ、近年にないペースで販売台数を積み上げ、販売シェアを大きく伸ばすことができた、としている。投資有価証券の売却による特別利益の計上もあった。


セグメント別の経営成績は次のとおり。


(パチンコ機関連事業)
パチンコ機関連事業については、売上高630億円(同145.5%増)、営業利益282億円(同334.9%増)、販売台数14万4000台(前年同期は6万台)となった。主な販売タイトルは、SANKYOブランドの「フィーバーからくりサーカス」(2022年8月)、「フィーバー戦姫絶唱シンフォギア3 黄金絶唱」(2022年9月)、Bistyブランドの「宇宙戦艦ヤマト2202-ONLY ONE-」(2022年7月)。


(パチスロ機関連事業)
パチスロ機関連事業については、売上高47億円(同320.0%増)、営業利益10億円(同14億円の営業損失)、販売台数1万台(同2千台)となった。販売タイトルは、SANKYOブランドの「パチスロ アクエリオン ALL STARS」(2022年7月)の1タイトル。


(補給機器関連事業)
補給機器関連事業については、売上高20億円(同80.5%増)、営業利益400万円(同4500万円の営業損失)となった。


(その他)
その他については、売上高9100万円(同4.8%減)、営業利益600万円(同60.3%減)となった。


■2023年3月期の業績見通し
2023年3月期の業績は、売上高1350億円(前期比59.1%増)、営業利益450億円(同110.7%増)、経常利益460億円(同106.7%増)、最終利益350億円(同89.5%増)、EPS602.71円を見込む。

・売上高:1350億円(同59.1%増)
・営業利益:450億円(同110.7%増)
・経常利益:460億円(同106.7%増)
・最終利益:350億円(同89.5%増)
・EPS:602.71円

計画に対する進捗率は、売上高51.8%、営業利益58.7%、経常利益58.4%、最終利益60.9%となっている。

・売上高:51.8%
・営業利益:58.7%
・経常利益:58.4%
・最終利益:60.9%

会社情報

会社名
株式会社SANKYO
設立
1966年4月
代表者
代表取締役社長CEO(最高経営責任者) 石原 明彦/代表取締役副社長執行役員COO(最高執行責任者) 富山 一郎
決算期
3月
上場区分
東証プライム
証券コード
6417
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