【連載企画:DONUTS GAMES 研究所⑦】ここまで壊していいの?!新規オリジナルタイトルの開発はスクラップアンドビルド

(僕の名前はM。エージェントのM)

(もちろんこれは仮の名だ)
(【DONUTS GAMES研究所】の依頼によりDONUTS GAMESのメンバーを調査している)




よっ、M太郎
今日も調査結果の提出ありがとう
変なあだ名をつけないでください
ガハハ!

(いつもと変わらない日常……だが)



研究員さん
レポートを読み終えたら、お話があります
…………
わかった



────今回調査を行ったのは、

第6回と同じく同期入社のコンビ。


2人はDONUTS GAMES新作ゲーム制作の真っ只中だ。





(リリースしたばかりの 『ユアマジェスティ』もよろしくね!)

同期かつ同じプロジェクト出身だからコミュニケーションコストがかからない



ディレクター みの

ひとを すぐ のみにさそう
しゃこうてきな ディレクター。
チームを まとめるのが うまい。

エンジニア もち

しんさくゲームの リードエンジニア。
クライアント・サーバー どちらも こなす
きょういの にとうりゅう。

エージェントM

はみがきは ていねいに やりたいので
まいかい すごくじかんが かかる。





同期のおふたりで新作ゲームのプロジェクトにかかわっていると聞きました。

それぞれどんなことをされているのですか。

エージェントM

みの

ゲームの大まかな方向性、目指すところを決めたら チームに伝えてうまく認識を共通させる、みたいなところが 一番大事な仕事でしょうか。

あとはプランナー的な仕様作成や調整も普通にやります(笑)

もち

サーバーエンジニアにはお任せできる方がいるので自分は普段はクライアントを中心に見ていますが、リードエンジニアとしてサーバー・クライアントサイドどちらも最終的には責任を持ってやっています。
最初に会ったときは、新人ですよね。どんな印象でしたか。

エージェントM

みの

入社より前に、内定者時代にインターンシップであっているのですが、誠実な男だな、という印象でした。

もち

会ってすぐに飲みに誘ってくれて仲良くなったので、社交的だなと思いました。

その印象はいまも変わらないですね。
プロジェクトでは、同期ということでお互い助かる部分はありますか?

エージェントM

みの

コミュニケーションコストが低いのが助かります。口頭でこんな感じでと話せば いい感じにしてもらえる(笑)

お互い入社後最初の配属プロジェクトも同じで、最初に学んだ開発の方針が一致しているので、 齟齬がないのかも。

もち

口頭でやり取りできるのは、こっちとしても助かりますね。
仕様書を読むのがあんまり好きじゃないので(笑)

かかなくても、はなせばつうじる

ゲームシステムを1から作る喜びと大変さと頼もしい仲間

みなさんまだ入社6年目で若手に分類されるとおもいますが、新作ゲーム開発の主軸の役割を まかされていることについて、どう思いますか。

エージェントM

みの

純粋に、すごくラッキーだと思います!

IPを使わないで自分たちでつくるのもそうだし、僕みたいな年代のものがそれをやれるのもラッキーだしゲームシステムすら1から作る機会にかかわれるなんて、なかなかないですからね。

もち

まったく同意見ですね。こんな機会なかなかないです。
今の開発で面白いな、と思うことはありますか。

エージェントM

もち

面白いし大変なことなのですが、クラッシュアンドビルドすることでゲームの面白さがうまれる という手法なので、ある日突然いいものが誕生するかもしれない。

研究開発みたいなことをやっているのに、リリース期日は決まっているという。

みの

ここまでクラッシュアンドビルドしていいんだ!という驚きがありましたね。

もち

期日さえなければ、いつまでもやっていたいですね。

リードという立場上、期日を考えて仕様から機能を落とす要望を言わないといけないんですが 本当は言いたくないんです。

やりがいのある開発なんですね。DONUTS GAMESでは、広瀬副部長が以前、チームにベテランをおいて、技術的な助けが得られるようにしていると言っていましたが、 そういった経験はありますか。

エージェントM

もち

グラフィックに強いエンジニアの先輩がいて、実装方法が自分ではわからない状態で「ここまったくわからないから、おねがいします」と作業依頼することがありますね。

ベテランが支えてくれているので助かっています。

このふたりをささえるべてらんもかつやく


おふたりは開発環境でもスムーズなコミュニケーションが

とれているんでしょうね!
うん。まさに阿吽の呼吸だ!!!
出来上がるのが楽しみですね!!!!!





────それで、Mくん。

話ってなんだい?
…………
研究員さん、ずっと思っていたのですが。

あなたは……
(ごくり。どきどき)

超能力者ですね?
!?

な、なんでそうなる!?
研究員さんは僕の秘密をいくつも知っている
それはつまり、どう考えても

研究員さんは超能力者ってコト!
…………
どうです、当たりでしょう?
まあ……うん。

当たらずとも遠からずというか何というか
色々話したいところではあるのだが、

そろそろ時間なんだ
時間?
ああ、お別れの時間だ
……は?
さらばだ、Mくん。

【次の人生】でまた会おう
研究員さん……?




…………

………………

……………………





その後、エージェントMが

研究員の姿を見ることはなかった────





第1シーズン 終








 

 
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過去のレポートも以下にまとめたのでぜひ読んでくれたまえ