Nearble、第3四半期決算は営業損失38億円、最終損失280億円 『セブンナイツレボリューション』が振るわず

ネットマーブルジャパンは、Nearble Corp.の2022年第3四半期の連結業績について、売上高701億円(YoY14.4%、QoQ5.1%)、EBITDA(償却前営業利益)21億円(YoY-64.4%、QoQ-3.3%)、営業損失38億円(YoY赤字転換、QoQ赤字継続)、最終損失280億円(YoY赤字転換、QoQ赤字継続)だったと発表した。2022年第3四半期までの累計では、売上2004億円、EBITDA89億円、営業損失85億円だった。

第3四半期の海外売上は585億円を記録し、全体売上の83%を占めた。地域別の売上比重は北米48%、韓国17%、欧州13%、東南アジア9%、日本7%、その他6%と多角化したポートフォリオを維持している。

7月28日に韓国で正式リリースした『セブンナイツレボリューション』が期待していたほどの成果を上げることができず、為替レート上昇にともなう外貨借入金関連換算損失も大幅に増加したことで実績不振が続いた。

ネットマーブルは年内に『シャーロットのテーブル』、『KOF ARENA』、『PARAGON: THE OVERPRIME』(アーリーアクセス)など3つの新作をリリースする予定。また、11月17日に開幕する韓国最大のゲームショー「G-STAR2022」では、『PARAGON: THE OVERPRIME』、『アスダル年代記』、『俺だけレベルアップな件:ARISE』、『HypeSquad』など期待の4作品を披露する予定。


■ネットマーブルのクォン・ヨンシク代表
「人件費、 マーケティング費上昇、 新作リリース遅延、 リリース作の成果不十分などの要因で3四半期連続で不振な実績を記録しました。 第4四半期リリース予定の『シャーロットのテーブル』や『KOF ARENA』に加え、 『俺だけレベルアップな件:ARISE』、 『アスダル年代記』、 『PARAGON: THE OVERPRIME』、 『HypeSquad』など、 開発中の新作タイトルの競争力を最大限高め、 肯定的成果を得られるよう最善の努力を尽くす考えです」

ネットマーブルジャパン株式会社
http://www.netmarble.co.jp/

会社情報

会社名
ネットマーブルジャパン株式会社
設立
2001年8月
代表者
代表取締役社長 朴 宰勲
決算期
12月
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​Netmarble(ネットマーブル)

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