ユークス、第3四半期(2~10月)決算は売上高29%増、営業益106%増に 「プロセカ 2nd Anniversary 感謝祭」で初音ミクのリアルタイムCGを提供
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ユークス<4334>は、12月9日、2023年1月期の第3四半期累計(2~10月)の連結決算を発表、営業利益が前年同期比で倍増するなど、大幅な増収増益を達成した。
売上高31億8300万円(前年同期比29.6%増)
営業利益7億8700万円(同106.2%増)
経常利益9億7300万円(同52.7%増)
最終利益7億9900万円(同52.4%増)受託ソフトは、新進気鋭の米国プロレス団体である「All Elite Wrestling」(略称「AEW」)から開発受託した、同団体をモデルとしたプロレスゲームがTHQ Nordicからの発売が決定し、発売日の発表を控えている。
XR事業分野は、9月23日、24日に行われたイベント「プロジェクトセカイ 2nd Anniversary 感謝祭」(主催:セガ/Colorful Palette)において、同社独自の技術「ALiS ZERO」を使い初音ミクのリアルタイムCGを提供した。また、9月30日を以て活動休止を発表した、同社コンテンツの「AR performers」においては、最後のライブ「Be A’LIVE」を、9月25日に池袋HUMAXシネマズにて開催した。
パブリッシング事業分野は、DCコミックスのキャラクターをテーマにしたオンライン・トレーディングカードゲーム『DCデュアルフォース』を引き続き制作している。
パチンコ・パチスロ分野は、引き続き複数タイトルの画像開発プロジェクトを受託しており、開発が順調に進行している。
そのほか、モバイルコンテンツ分野も複数のプロジェクト開発が進行した。
■通期予想は9月の修正予想から変更なし
なお、2023年1月期通期の連結業績予想については、9月に発表した業績予想の修正による予想から変更なく、以下のとおり。売上高41億900万円(前期比13.1%増)
営業利益7億4100万円(同6.6%増)
経常利益8億8300万円(同8.8%減)
最終利益7億2400万円(同21.3%減)
会社情報
- 会社名
- 株式会社ユークス
- 設立
- 1993年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 谷口 行規
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高40億8700万円、営業利益1億7900万円、経常利益2億8200万円、最終損益13億4900万円の赤字(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4334