マーベラス<7844>は、この日(1月31日)、家庭用ゲームソフトやオンラインゲームを提供しているデジタルコンテンツ事業の第3四半期(22年10-12月)の業績について、売上高が前四半期比(QonQ)で40.6%増の42億2700万円、営業利益が同200.3%増の10億3600万円と大幅増収増益になったことを明らかにした。
同社では、2022年10月にリリースした新作スマートフォンゲーム『ドルフィンウェーブ』が好調なスタートとなり、大きく収益貢献した、としている。これまで計画を上回る推移になっており、今後も長期にわたって楽しんでもらえるように運営・育成に取り組む。
一方、コンシューマゲームについては、『No More Heroes 3』を発売したものの、同社全体として国内外で新作・リピートともにラインナップ不足であることに加え、巣ごもり需要の縮小や経済環境の悪化による欧米市場の販売減少などが響いたという。
『牧場物語 ワンダフルライフ』と『ルーンファクトリー3』のフルリメイクを第4四半期中に発売する予定で、巻き返しを狙っていく。また、ジュブナイル RPG『LOOP8(ループエイト)』は、2023年3月に発売予定だったが、2023年6月に延期した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社マーベラス
- 設立
- 1997年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高294億9300万円、営業利益24億1500万円、経常利益30億200万円、最終損益5億1700万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7844