スクエニHD、第3四半期の出版は営業益21.3%減の23億円 用紙値上げや広宣費増加が響く 『着せ恋』『黄泉のツガイ』『花子くん』が貢献
スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>の第3四半期(2022年10~12月)における出版事業の業績について、売上高は前年同期比7.7%減の63億8500万円、営業利益が同21.3%減の23億0800万円と減収減益だったことがわかった。この日(2月3日)発表した決算発表でわかった。
同社では、デジタル販売と紙媒体の販売が堅調に推移した一方で、印刷用紙などの値上げに伴う原価増に加えて、広告宣伝費の増加が収益を圧迫した、としている。主な貢献作品として、『その着せ替え人形は恋をする』『黄泉のツガイ』『地縛少年花子くん』をあげた。
売上高と営業利益の推移は以下のとおり。
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3563億4400万円、営業利益325億5800万円、経常利益415億4100万円、最終利益149億1200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684