テンダ、アールフォース・エンターテインメントをCRI・ミドルウェアから2月28日付で買収　コンシューマー(ゲームコンテンツ)事業の強化を加速

テンダ<4198>は、2月15日、アールフォース・エンターテインメントの全株式をCRI・ミドルウェア<3698>から2月28日付で取得し、子会社化することを発表した。取得価額は非開示。

アールフォース社は、1999年８月に設立し、家庭用ゲーム機、スマートフォンゲームなどの様々なプラットフォームを通して、大手パブリッシャーに対してゲームの企画から開発、運用までをワンストップかつ高品質で提供してきた実績が多数ある。特にBGMおよび3DCGアニメーションについては、専門チームによる制作に強みを持っており、多彩な開発実績に裏付けされた継続取引の多いゲームソフトの企画開発企業となっている。

このようなアールフォース社の技術力や継続取引の実績がテンダに連係されることにより、テンダがこれまで培ってきたオンラインゲーム開発運用におけるノウハウおよび2022年の熱中日和の買収を踏まえて、「ゲームパブリッシャーからの開発受託」「オンラインゲームのセカンダリビジネス」「クリエイター人財ビジネス」を含めたコンシューマー事業のビジネスモデルおよび推進体制の強化の加速につながると判断し、アールフォース社の株式取得を決定した。

なお、この子会社化によるテンダの2023年5月期の業績への影響はないとしている。また、今後の連結業績に与える影響は現在精査中であり、今後開示すべき事項が生じた場合には、速やかに開示する方針だ。