フェイス、第3四半期決算は営業損失2億1200万円と赤字転落 プラットフォーム事業が苦戦 コロムビア中心のコンテンツ事業は大幅増益
フェイス<4295>は、2月14日、2023年3月期 第3四半期累計(22年4月~22年12月)の決算を発表し、売上高114億1900万円(前年同期比0.2%減)、営業損失2億1200万円(前年同期は800万円)、経常損失1億8900万円(同2億5600万円の利益)、最終損失2億5400万円(同800万円)だった。
・売上高:114億1900万円(同0.2%減)
・営業損失:2億1200万円(同800万円)
・経常損失:1億8900万円(同2億5600万円の利益)
・最終損失:2億5400万円(同800万円)
プラットフォーム事業が売上高は同20.7%減の16億0800万円、セグメント損失は2億1900万円(前年同期はセグメント利益9000万円)と苦戦した。携帯電話向けコンテンツ配信においてキャリア公式サイトサービスの売上減少や、配信サービスの公演数減少、小売業向けポイントシステム運営プラットフォームにおいて既存加盟店向けポイント発行の減少などが響いた、としている。
ただ、日本コロムビアを中心に展開するコンテンツ事業は、所属アーティストの活動増加、音源使用にかかる売上の回復、また通販限定の企画商品の売上増加などにより、売上高は同4.2%増の98億1000万円、セグメント利益は同91.0%増の2億8700万円と大きく伸びた。
■2023年3月通期の業績予想を赤字修正
同時に、2023年3月期の業績予想の下方修正を行い、売上高150億円(前回予想170億円)、営業損失2億円(同3億5000万円の利益)、経常損失1億8000万円(同3億4500万円の利益)、最終損失2億9000万円(同2億9500万円の利益)とした。
・売上高:150億円(前回予想170億円)
・営業損失:2億円(同3億5000万円の利益)
・経常損失:1億8000万円(同3億4500万円の利益)
・最終損失:2億9000万円(同2億9500万円の利益)
会社情報
- 会社名
- 株式会社フェイス
- 設立
- 1992年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 平澤 創
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4295
会社情報
- 会社名
- 日本コロムビア株式会社
- 設立
- 1910年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 阿部 三代松