-
デジタルハーツホールディングス<3676>は、3月17日、SAP/ERP導入支援やオープン系システム開発などを行うGPCの全株式を4月3日付で取得し、子会社化することを発表した。取得価額は非開示。
GPCは、2006年の創業以来、大手SIerや電機メーカー、専門商社など、様々な業種の顧客のSAP導入支援で豊富な実績を積んでおり、ロジスティクス領域をはじめSAP特有の専門的な知見を有している。GPCには、SAPに精通しプロジェクト内のコアメンバーとして活躍できるハイスキルエンジニアが在籍していることに加え、フリーランスエンジニアやビジネスパートナーとの強固な人的ネットワークを活かし、プロジェクトに最適なエンジニアをチームとして柔軟に提供できることを最大の強みとしており、SAPの要件定義から開発、本稼働、保守・運用支援まで幅広いサービスをワンストップで提供している。
デジタルハーツHDは、今回の子会社化により、SAP領域におけるケイパビリティの拡大および専門性のさらなる向上を図り、SAP関連ソリューションの提供力を強化することで、「2027年問題」に直面するユーザー企業の課題解決に貢献していくとしている。
なお、この子会社化がデジタルハーツHDの2023年3月期の業績に与える影響は軽微な見込みだが、今後業績予想修正の必要性および公表すべき事項が生じた場合には、速やかに開示するとしている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社デジタルハーツホールディングス
- 設立
- 2013年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 宮澤 栄一/代表取締役社長CEO 筑紫 敏矢
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高365億1700万円、営業利益30億円、経常利益31億5200万円、最終利益7億9900万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3676