【ゲーム株概況(4/21)】東映アニメが3日ぶりに大幅反発…映画「THE FIRST SLAM DUNK」の中国公開が刺激に 月次売上の好調続くフリューは続伸
4月21日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比93.20円安の2万8564.37円で取引を終えた。米国市場安や為替の円高方向への推移が市場の重しとなる一方で、半導体市況の底入れ期待から半導体関連株が買われるなど、市場の気迷いが感じられる推移となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、東映アニメーション<4816>が3日ぶりに大幅反発した。東映アニメは、映画「THE FIRST SLAM DUNK」が中国で公開され、海外アニメ映画の前売り最高額を更新するなど好スタートを切っていると報じられたことが株価の刺激材料となっているようだ。
また、2023年3月の月次売上高が前年同月比10.1%増と4ヵ月連続の前年同月比プラスとなったフリュー<6238>が続伸した。
ほか、Aiming<3911>が3日続伸し、DeNA<2432>やグリー<3632>などがしっかり。
4月18日に37万4200株の自己株式の消却を4月28日付で実施することを発表したタカラトミー<7867>も3日続伸となった。
半面、東京通信グループ<7359>が3日続落し、完全新作サンドボックスゲーム『テラビット』を材料に前日は大きく買われていたサイバーステップ<3810>は利益確定の売り物に押されてストップ安した。
ほか、ユークス<4334>や壽屋(コトブキヤ)<7809>などが安い。
会社情報
- 会社名
- フリュー株式会社
- 設立
- 2007年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 三嶋 隆
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高427億6800万円、営業利益37億7100万円、経常利益37億3500万円、最終利益24億9100万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6238
会社情報
- 会社名
- 東映アニメーション株式会社
- 設立
- 1948年1月
- 代表者
- 代表取締役会長 森下 孝三/代表取締役社長 高木 勝裕
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高671億1700万円、営業利益177億7200万円、経常利益203億円、最終利益145億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4816