「KEY」ブランドで知られるビジュアルアーツがテンセント傘下に 馬場社長が保有株式を売却 事業承継とEXITが目的
「KEY」ブランドで知られるビジュアルアーツは、この日(7月27日)、馬場 隆博社長が保有株式をテンセント・ホールディングスに売却したことで、傘下に入ったことを明らかにした。これに伴い、馬場氏は社長を退任し、相談役に就任する。新社長には天雲 玄樹氏が就任する。
同社の2023年6月期の決算もWFSとの協業タイトル『ヘブンバーンズレッド』などの好調な運営成績もあり、過去最高の収益をあげるなど会社そのものは順調に推移しているという。
こうしたなか、あえて売却に踏み切ったのは、「出口(EXIT)」とすることに加えて、馬場氏自身はいまも健康だが、年齢などを考慮すると事業承継を行っておきたいという考えがあったという。
日本国内でもオーナー企業の事業承継を巡るM&Aが近年活発に行われているが、同社に限らず、国内のコンテンツ産業でもオーナー企業の事業承継を巡るM&Aは今後も出てくるのではないか。
会社情報
- 会社名
- Tencent(テンセント)
会社情報
- 会社名
- 株式会社ビジュアルアーツ(Key)
- 設立
- 1991年3月
- 代表者
- 代表取締役 馬場 隆博
- 決算期
- 6月