東映アニメ、2024年3月通期の営業利益を97億円から113億円に大幅上方修正…『聖闘士星矢The Beginning』で評価損も前年公開作品の波及効果が継続

東映アニメーション<4816>は、10月24日、2024年3月期の連結業績予想の上方修正を行い、売上高461億円(前回予想390億円)、営業利益113億円(同97億円)、経常利益138億円(同98億円)、最終利益102億円(同65億円)とした。

・売上高:461億円(前回予想390億円)
・営業利益:113億円(同97億円)
・経常利益:138億円(同98億円)
・最終利益:102億円(同65億円)

従来予想からの修正率は、売上高18.2%増、営業利益16.4%増、経常利益40.8%増、最終利益56.9%増となっている。

・売上高:18.2%増
・営業利益:16.4%増
・経常利益:40.8%増
・最終利益:56.9%増

 

■9月中間期の業績予想も上方修正
あわせて9月中間期の業績予想の上方修正も行い、売上高820億円(前回予想720億円)、営業利益190億円(同175億円)、経常利益200億円(同178億円)、最終利益135億円(同120億円)とした。

・売上高:820億円(前回予想720億円)
・営業利益:190億円(同175億円)
・経常利益:200億円(同178億円)
・最終利益:135億円(同120億円)

従来予想からの修正率は、売上高13.8%増、営業利益8.5%増、経常利益12.3%増、最終利益12.5%増となっている。

・売上高:13.8%増
・営業利益:8.5%増
・経常利益:12.3%増
・最終利益:12.5%増

 

■修正理由
同社では、中間決算について、『聖闘士星矢 The Beginning』に関する評価損を計上したものの、前期に公開した映画の波及効果が継続し、国内における配信権販売や商品化権販売、並びに商品販売事業が期初見込みを上回り好調に推移した、としている。

通期については、引き続き下期以降も、好調を維持する見込みであるものの、広告宣伝費等の増加を見込んだという。

東映アニメーション株式会社
http://corp.toei-anim.co.jp/

会社情報

会社名
東映アニメーション株式会社
設立
1948年1月
代表者
代表取締役会長 森下 孝三/代表取締役社長 高木 勝裕
決算期
3月
直近業績
売上高874億5700万円、営業利益286億6900万円、経常利益297億9100万円、最終利益209億円(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4816
企業データを見る