アクセル、2024年3月期の営業利益を15億円から22億円に上方修正…遊技機向けグラフィックスLSIの販売見通しを53万個から65万個に引き上げ

アクセル<6730>は、11月8日、2024年3月期連結業績予想の上方修正を行い、売上高171億円(前回予想154億4000万円)、営業利益22億5000万円(同15億1000万円)、経常利益22億5000万円(同15億3000万円)、最終利益15億8000万円(同11億円)、EPS144.88円(同101.07円)とした。

・売上高:171億円(前回予想154億4000万円)
・営業利益:22億5000万円(同15億1000万円)
・経常利益:22億5000万円(同15億3000万円)
・最終利益:15億8000万円(同11億円)
・EPS:144.88円(同101.07円)

従来予想からの修正率は、売上高10.7%増、営業利益49.0%増、経常利益47.0%増、最終利益43.6%増となっている。

・売上高:10.7%増
・営業利益:49.0%増
・経常利益:47.0%増
・最終利益:43.6%増
 

■修正理由

同社では、現在までの受注状況や顧客の需要動向、さらには生産面の影響等を総合的に精査した結果、パチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIの販売見通しを53万個から65万個に引き上げた。メモリモジュールやLEDドライバ等の製品も当初計画を上回る見通し。

背景には、当初150万台と想定していた市場規模(パチンコ・パチスロ機の新台年間販売台数)が155万台に拡大する見通しになったことに加え、グラフィックスLSIのリユース比率が当初見込みより低下する見通しとなったことがあげられるという。製品ミックス等の影響による採算改善も利益を押し上げる。

 

■9月中間決算も発表

同時に2024年3月期 第2四半期累計(23年4月~23年9月)の連結決算も発表しており、売上高92億2600万円(前年同期比30.7%増)、営業利益14億7600万円(同70.8%増)、経常利益14億7400万円(同65.0%増)、最終利益10億5300万円(同50.2%増)だった。

・売上高:92億2600万円(同30.7%増)
・営業利益:14億7600万円(同70.8%増)
・経常利益:14億7400万円(同65.0%増)
・最終利益:10億5300万円(同50.2%増)

株式会社アクセル
https://www.axell.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社アクセル
設立
1996年2月
代表者
代表取締役社長 松浦 一教/代表取締役副社長 斉藤 昭宏
決算期
3月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
6730
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