【ゲーム株概況(12/25)】自社株買いを発表のBOIが商いを伴って大幅反発　通期業績予想の下方修正を発表のDLEは年初来安値を更新

12月25日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比84.98円高の3万3254.03円で取引を終えた。前週末の米国市場のハイテク株高を受けて、国内市場は日経平均で一時200円超の上昇となったものの、欧米主要市場がクリスマス休暇で休場となることもあり、一巡後は様子見の気運が強まった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、バンク・オブ・イノベーション（BOI）<4393>が商いを伴って大幅反発した。BOIは、前週末12月22日に発行済株式総数の3.5%に相当する14万株・5億円を上限とする自社株買いを実施すると発表したことが株価の刺激材料となったようだ。

中国政府がオンラインゲームの管理を強化する方針を打ち出したことを嫌気して、前週末の後場に大きく売り込まれていたネクソン<3659>とコーエーテクモHD<3635>がともに反発した。

ほか、コムシード<3739>やまんだらけ<2652>などが高い。

半面、coly<4175>やエディア<3935>、東京通信グループ<7359>などが売られた。

2024年3月期の連結業績予想の下方修正を発表したディー・エル・イー（DLE）<3686>は年初来安値を更新した。