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マイネット<3928>は、2月14日、2023年12月期の連結決算を発表、赤字事業の停止とグループ会社譲渡による事業構造の変換を進めた影響で減収となったものの、各利益項目はV字型の回復を達成した。
なお、最終利益が膨らんでいるのは、子会社滋賀レイクスターズの全株式の売却したことにより第1四半期に特別利益が発生したため、となる。
売上高87億1700万円(前々期比17.3%減)
営業利益1億6800万円(前々期3億9900万円の赤字)
経常利益1億2500万円(同4億1900万円の赤字)
最終利益1億4300万円(同16億3300万円の赤字)第4四半期におけるゲーム事業では、10月にゲーム業界外のクライアントに対してコンサルティング事業を展開しているDigon(以下「ディゴン社」)がグループジョインした。ディゴン社がジョインすることで異業種向けのコンサルティング事業が加わり、同社の強みである営業力の拡張とともに、もう一方の強みであるソフトウェア企画/開発力を中期的に活用していくことで、部分受託事業のさらなる成長を狙っていく。
また、クリエイターが生涯活躍し続けられる世界の実現を目指し、ゲーム業界に特化したクリエイターのタレントマネジメントサービス等を展開しているゲームクリエイターズギルド(以下「GCG社」)と業務提携した。GCG社との業務提携を通じて、同社における人材サービス事業(SES、人材派遣等)の迅速な立ち上げを行うとともに、部分受託事業の成長拡大、そして人員稼働率のさらなる向上を実現することを目指す。
ファンタジースポーツ事業ではB.LEAGUE(以下「Bリーグ」)の2023-24シーズンの開幕に合わせてBリーグ公認ファンタジースポーツ「B.LEAGUE#LIVE2023」の提供を開始した。前シーズンにあたる「B.LEAGUE#LIVE2022」においては主要KPIについて計画を上回る成果を残すことができた。その中でもログイン継続率は米国大手ファンタジー事業者のログイン率や一般的なゲームログイン率を大きく上回り当初計画を超える水準で推移した。今シーズンは前シーズンの成果を活かし、より一層ユーザーが楽しめるサービスを提供していく。
なお、ファンタジースポーツなどのスポーツDX事業を連結子会社OneSports NEXT(以下「OSN社」)に対し、2024年1月1日付けで承継した。同社のスポーツDX事業にはファンタジースポーツに精通したメンバーが、OSN社にはスポーツコンテンツビジネスに精通している経験豊富なメンバーがそれぞれ在籍しており、より一層ファンタジースポーツを中心としたスポーツDX事業の加速および競争力強化を図っていく。
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■今期は2ケタ超の増収増益見込む
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2024年12月期通期の業績予想については、増収増益を見込んでおり、以下のとおり。
売上高96億円(前期比10.1%増)
営業利益2億2000万円(同30.6%増)
経常利益1億7000万円(同35.6%増)
最終利益1億6500万円(同15.2%増)
会社情報
- 会社名
- 株式会社マイネット
- 設立
- 2006年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 岩城 農
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高87億1700万円、営業利益1億6800万円、経常利益1億2500万円、最終利益1億4300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3928