ソニーグループ、「クランチロール」有料会員数が1300万人突破 コアなファンだけでなくインドやブラジル、東南アジアと成長市場に魅力的なアニメを提供
ソニーグループ<6758>は、「クランチロール(Crunchyroll)」の有料会員数について、2023年12月末時点で1300万人を突破したことを明らかにした。2021年8月の買収完了以降、年平均23%のペースで拡大しており、ソニーグループの映画分野の成長をけん引する存在になっているという。買収に伴う償却費も2025年3月期以降大きく減少する見込みで、さらなる収益貢献を期待しているという。
「クランチロール(Crunchyroll)」は、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントとアニプレックスの合弁会社で、200以上の国と地域でアニメやマンガを提供している。広告モデルによる無料配信、有料配信に加えて、イベント、劇場版アニメ、ゲーム、グッズ、マンガ出版を通してアニメコミュニティを創出している。
同社では、コアなファンに魅力的なアニメ作品を提供し続けていることに加え、Amazonなど外部パートナーとの連携、ブラジルやインド、東南アジアなどの成長市場でのサービス展開、さらにはアニメ映画の劇場配給やEコマースなどの拡大を通じ、アニメファンのすそ野を広げ、エンゲージメントを深めていく施策に注力しているという。
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758
会社情報
- 会社名
- Crunchyroll(クランチロール)