コーエーテクモ、第4四半期の営業益は59%減の66億円となる見込み 従来予想から105億円減額、一部発売・配信タイトルが計画下回ったと説明
コーエーテクモホールディングス<3635>の第4四半期(24年1月~24年3月)の連結決算は、売上高228億6400万円(前年同期比21.1%減)、営業利益66億8400万円(同58.6%減)、経常利益101億7500万円(同55.8%減)、最終利益77億1700万円(同55.8%減)となる見通しだ。同社が4月15日開示した2024年3月期の業績予想と第3四半期累計の実績から計算した。
・売上高:228億6400万円(同21.1%減)
・営業利益:66億8400万円(同58.6%減)
・経常利益:101億7500万円(同55.8%減)
・最終利益:77億1700万円(同55.8%減)
従来は、第4四半期は売上高338億6400万円、営業利益171億8400万円、経常利益66億7500万円、最終利益67億1700万円を計画していたが、売上高を110億円、営業利益を105億円引き下げる一方、経常利益を35億円、最終利益を10億円引き上げた。売上高と営業利益の下方修正の理由について、発売及び配信開始したタイトルのうち、計画を下回るものがあった、としている。
この四半期では、新作タイトルとして『Rise of the Ronin』と『Winning Post 10 2024』を発売したほか、『Wo Long: Fallen Dynasty Complete Edition』や『Fate/Samurai Remnant 追加ダウンロードコンテンツ第1弾』、そして『レスレリアーナのアトリエ ~忘れられた錬金術と極夜の解放者~』のSteam版と海外版をリリースした。
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635