Link-U、持分法適用会社ビューン株式を追加取得して連結子会社化…法人向け雑誌の読み放題サービスを提供

 Link-Uグループ<4446>は、本日5月23日、持分法適用関連会社であるビューンの株式を5月31日付で追加取得し、連結子会社化すると発表した。これまで所有割合49%にあたる8624株を保有していたが、追加で2992株を取得するという。議決権割合は66%となる。取得価額は開示していない。

ビューンは、2023年8月に雑誌の読み放題サービスを日本で初めて事業化した会社だという。法人向け電子書籍サービスに強みを持ち、「ビューン読み放題スポット」「ビューン読み放題タブレット」で導入店舗数が全国で6000店舗を突破している。また「ビューン読み放題マンション」では導入戸数が全国で13万戸突破している。

今回、ビューン株式を追加取得することで連結子会社とし、同社の持つサーバープラットホームやアプリケーションの技術開発力を強化することが狙い、としている。これによって、ビューンサービスのさらなる利便性の向上やコストダウンに寄与する。

また、自社プロダクトで培ったマーケティングノウハウをビューンサービスに提供し、逆にビューンの持つ法人営業の強みを取り込んで両社の販売力の強化にもつなげる考え。両社の強みを相互補完することで、グループ会社としての企業価値の向上が可能となるとしている。

なお、業績への影響については、連結決算に与える影響額と会計処理が確定しておらず、影響額は未定とのこと。今後精査を進め、適示開示が必要となる事象が生じた場合には速やかに開示するとのこと。