フロムソフト、24年3月期決算は売上高29％減の155億円、営業利益50％減の65億円　『ELDEN RING』の反動減も『アーマード・コア6』が想定外にヒット

フロム・ソフトウェアの2024年3月期(第38期)の決算は、売上高155億0900万円(前の期比29.0%減)、営業利益65億6600万円(同49.9%減)、経常利益66億3800万円(同48.9%減)、最終利益39億8400万円(同54.4%減)と減収減益だった。大ヒットした『ELDEN RING』の反動減があるのは仕方ないだろう。7月31日付の『官報』に掲載された「決算公告」で判明した。

・売上高:155億0900万円(同29.0%減)
・営業利益:65億6600万円(同49.9%減)
・経常利益:66億3800万円(同48.9%減)
・最終利益:39億8400万円(同54.4%減)

同社は、『ARMORED CORE』シリーズや『DARK SOULS』シリーズ、『天誅』シリーズなどで知られるゲーム開発会社。2014年よりKADOKAWA<9468>グループの一員となっている。

KADOKAWAの決算報告によると、2023年8月に発売した新作『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON(アーマード・コア6)』が国内外で想定以上にヒットしたとのこと。『ELDEN RING』も減収となったものの、リピートタイトルとして引き続き収益に貢献したという。　

なお、最終利益の推移は以下のとおり。