BOIの決算説明資料より…GW時期の『メメントモリ』が苦戦 3Q期間(4~6月)はQonQで売上高18%減、営業益85%減に 今後のTVCM投資は回収可能性を検証して再考

柴田正之 編集部記者
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バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>は、8月13日、2024年9月期の第3四半期累計(10~6月)の連結決算を発表した。今回はその第3四半期期間(4~6月)の業績を見てみたい。

売上高29億6500万円(前四半期比18.4%減)
営業利益9500万円(同85.4%減)
最終利益3100万円(同92.7%減)

特に利益面では四半期営業利益1億円を割り込むなど、主に『メメントモリ』のGW時期のユーザー獲得が想定より振るわなかったことで、大幅な減収減益に沈んだ。

こうした状況を受け、今後のTVCM投資については引き続き回収可能性を検証しながら、実施するかどうかを判断するとしている。

株式会社バンク・オブ・イノベーション(BOI)
http://www.boi.jp/

会社情報

会社名
株式会社バンク・オブ・イノベーション(BOI)
設立
2006年1月
代表者
代表取締役社長 樋口 智裕
決算期
9月
直近業績
売上高213億3300万円、営業利益49億円、経常利益49億2000万円、最終利益32億9300万円(2023年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
4393
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