ポールHDの決算説明資料より…2Q決算のメディア・コンテンツ業務は売上高7%減も営業赤字幅が縮小 事業の選択と集中、人員最適化が進む
ポールトゥウィンホールディングス<3657>は、9月10日、2025年1月期の第2四半期累計(2~7月)の連結決算を発表した。今回はその決算説明資料から同社のメディア・コンテンツ業務の状況を見てみたい。
第2四半期累計決算におけるメディア・コンテンツ業務は、売上高が前年同期比7.8%減の29億9700万円となったが、営業損益は前年同期の5億3700万円の赤字から4億8000万円の赤字に赤字幅が縮小した。
アニメ制作が制作単価の向上もあって売上が増加するも、事業の選択と集中によりマーチャンダイジング(MD)事業の売上が減少したことで減収となった。なお、期中にゲーム共同開発レベニューシェア1億9200万円を売上として計上している。
一方、損益面については、事業の選択と集中、人員最適化により収益性は改善傾向にあるものの、期初から予定していたゲーム共同開発追加負担2億2900万円の計上に加え、債権引当金5800万円が発生した。
会社情報
- 会社名
- ポールトゥウィンホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役会長 橘 民義/代表取締役社長 橘 鉄平
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高469億8000万円、営業利益4億400万円、経常利益5億900万円、最終損益19億6700万円の赤字(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3657