デジタルハーツHD、25年3月期通期の連結業績予想を下方修正 AGESTグループ事業で1Qに発生したクライアント側のスケジュール変更が影響
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デジタルハーツホールディングス<3676>は、11月7日、2025年3月期通期の連結業績予想の修正を発表、AGESTグループ事業で第1四半期に発生した特定案件におけるクライアント側のスケジュール変更の影響が大きく影響し、売上高・利益ともに従来予想を下回る見通しとなった。
売上高441億円→420億2000万円(増減率4.7%減)
営業利益31億円→25億4000万円(同18.1%減)
経常利益31億円→24億7000万円(同20.3%減)
最終利益21億円→16億円(同23.8%減)DHグループ事業は、成長ドライバーと位置付けるグローバルおよびその他のサービスが前期比2ケタ増収を達成するとともに、国内デバッグにおいても安定成長を実現するなど、会社計画どおり順調に進捗している。
一方、AGESTグループ事業は、第1四半期に発生した特定案件におけるクライアント側のスケジュール変更の影響が大きく、売上高・営業利益ともに会社計画を下回った。
第3四半期以降は、大手自動車メーカーの品質コンサルや大手流通企業のQA体制構築支援などの大規模・継続案件の獲得が進んでおり、AGESTグループ事業も期初計画並みの業績への回復を見込むも、第2四半期累計期間の下ブレをカバーするまでには至らないと判断し、通期連結業績予想を下方修正することを決定した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社デジタルハーツホールディングス
- 設立
- 2013年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 宮澤 栄一/代表取締役社長CEO 筑紫 敏矢
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高365億1700万円、営業利益30億円、経常利益31億5200万円、最終利益7億9900万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3676